【ダービーを占う】東西で前哨戦が終了。近年は
NHKマイルCから転戦する馬は少なく、今年のダービーのメンバーはほぼ固まった。
皐月賞前の混戦ムードから一転、衝撃のパフォーマンスを見せた
ソールオリエンスが無敗2冠なるかに注目が集まっている。1枠1番の同レース優勝は
ナリタブライアン、
コントレイル。夢は大きく広がる。2着
タスティエーラは決して展開が向いたとはいえない中で食らいついた。1番人気3着だった
ファントムシーフも落鉄の影響を加味すれば、力負けと断ずることはできない。
前哨戦組では
青葉賞快勝の
スキルヴィングが勢力図を一気に塗り替える可能性を秘める。
ソールオリエンスと同じ
キタサンブラック産駒が一強ムードに待ったをかける3連勝を飾った。2着の素質馬
ハーツコンチェルトとともに“
青葉賞組は勝てない”のジンクスに挑む。
《帰厩後初時計》無傷3連勝で
皐月賞を制した
ソールオリエンス(牡3=手塚)がダービーに向けて6日、帰厩後初時計を出した。Wコース単走で軽快な脚取り。5F70秒7〜1F12秒2をマークした。手塚師は「予定通り。無理をしない程度にね。体重はそう変わりません。このあとは水、日(に追い切る)ペースでやっていけば」と順調ぶりをアピールした。
《新コンビ》
皐月賞で10着だった
ベラジオオペラ(牡3=上村)は横山和との新コンビでダービー(28日、東京)に向かう。上村師は「木曜(4日)、栗東に帰厩しました。1週前追いでジョッキーに乗ってもらう予定です」と語った。
スポニチ