降り続く雨もなんのそのだ。京都7Rで単勝3番人気の
レディベルに騎乗した
古川奈穂騎手(22)=栗東・矢作=が2日連続のVを飾った。1年ぶりの芝だったが、積極策で2番手で運ぶと、直線入り口で逃げた
パラティーノヒルをパス。そのまま後続の追い上げを封じ切り、今年10勝目、通算では27勝目の白星をマークした。この勝利でG1騎乗可能な通算31勝まであと4勝となった。
口取り式では観客から「頑張れ」、「応援してるぞ」と熱い声援が送られた。奈穂は「連闘でしたが、変わらずいい気合乗りでした。返し馬から悪い馬場も気にしていませんでしたし、最初から前々で競馬しようと思っていました。手応え良く直線に向けて、最後まで変わらない脚を使ってくれましたね。最後までしっかり走ってくれました。この馬場も良かったと思います」と振り返った。
なお、同騎手は4月23日の福島競馬で騎手控室にスマホを持ち込み、インターネットを閲覧。競馬施行規定147条19号「競馬の公正確保について業務上の注意義務に違反した者」に該当するとして、13日から6月11日まで30日間の騎乗停止処分が下されている。
提供:デイリースポーツ