◆第28回
NHKマイルC・G1(5月7日、東京競馬場・芝1600メートル)
3歳春のマイル王を決める一戦は出走取消馬を除く17頭で争われ、
内田博幸騎手が手綱を執った単勝9番人気の
シャンパンカラー(牡、美浦・
田中剛厩舎、父
ドゥラメンテ)が直線で抜け出し、東京マイル3戦3勝で重賞初タイトルを獲得した。内田は18年
フェブラリーS(
ノンコノユメ)以来のG1・13勝目。勝ち時計は1分33秒8(稍重)。
頭差の2着は8番人気の
ウンブライル(
横山武史騎手)、さらに1馬身1/4差の3着は3番人気の
オオバンブルマイ(
武豊騎手)。前走のニュージーランドTまで3連勝の
エエヤン(
戸崎圭太騎手)は1番人気
カルロヴェローチェと小差の2番人気に支持されたが、9着に終わった。
横山典弘騎手(
モリアーナ=6着)「ゲートでつっかけて後ろからになったが、行くつもりはなかったので特に問題なかった。馬場が悪かったので、この馬のペースで行かせました。頑張っていると思います」
柴田大知騎手(
ミシシッピテソーロ=7着)「厩舎スタッフが上手に仕上げてくれて、体も増えていい状態だったと思います。コーナーで少し脚を取られ、走りづらそうでしたが、直線向いてからしっかり伸びてくれました」
田辺裕信騎手(
ナヴォーナ=8着)「前回に続いて馬場が悪くなってしまったことで、追走が忙しかった。まだ馬が若く緩さがあるので、今日のような馬場をとらえきれない感じでした。直線は脚を使って追い上げてくれているし、これからに期待したい」
戸崎圭太騎手(
エエヤン=9着)「東京でペースが落ち着いたところで、折り合いがどうかと元々思っていたが、そこで上手に乗れずかかる感じに。直線スムーズでなかったのもあるが、そこでエネルギーを消耗したのが影響しました」
幸英明騎手(
タマモブラックタイ=10着)「競馬が上手ですね。最後伸び切れなかったのは残念でしたが、距離がダメと決めつけるのはまだ早いと思います。これからの成長に期待したいです」
スポーツ報知