米国のクラシック3冠初戦「第149回
ケンタッキーダービー」が6日(日本時間7日朝)、ケンタッキー州ルイビルの
チャーチルダウンズ競馬場(ダート2000メートル、18頭)で行われ、日本調教馬の初制覇に挑んだ
デルマソトガケ(牡=音無)は6着、
マンダリンヒーロー(牡=大井・藤田)は12着に敗れた。
UAEダービーを圧勝して米国に渡った
デルマソトガケはスタートで出遅れ、後方を追走。徐々にポジションを上げて行ったが、上位争いには加われず6着に敗れた。
19年
マスターフェンサーに並ぶ日本勢最高タイの着順は確保。騎乗したルメールは「3、4コーナーではいいポジションを取れて、手応えも良かった。もっと走れると思いましたが、ジリジリとしか伸びませんでした」。現地で見守った音無師は「作戦は前での競馬でしたが、出遅れてあの位置から巻き返すことは無理でした」と振り返り「満足いく結果ではなかったけど雰囲気は楽しめた。僕も来年1年で引退しますから人生の中でも一番、思い出になるかなと思っている」としみじみと語った。
スポニチ