5月28日に東京競馬場で行われる
日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。世代の頂点を決める熱き戦いに
サトノグランツ(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)が
川田将雅騎手とのコンビで挑む。
サトノグランツは父
サトノダイヤモンド、
母チェリーコレクト、母の
父Oratorioという血統。叔母に伊G1馬2頭のほか、18年のヨークシャー
オークスと愛
オークスを制した
Sea of Classもいる良血馬。21年のセレクトセールにて1億1550万円の値段で取引された。
22年10月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。同年12月の未勝利戦、翌23年3月の
ゆきやなぎ賞を白星で飾った。前走の
京都新聞杯では、直線の追い比べを制して、
ダノントルネードら3頭をゴール寸前で差し切り勝ち。通算成績は5戦3勝。
同馬の父
サトノダイヤモンドは、16年
日本ダービーにて川田騎手騎乗の
マカヒキにハナ差惜敗。初年度産駒として唯一ダービーに駒を進めた
サトノグランツは、奇しくも
マカヒキと同じ友道師と川田騎手のタッグで本番を迎えることとなった。
今年、川田騎手は
リバティアイランドで制した
桜花賞をはじめ
JRA重賞6勝を挙げ、地方交流重賞でも6勝と大活躍。
サトノグランツの走りと手綱捌きにぜひ注目したい。
※タイトルのレース名に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。