14日にG1・
ヴィクトリアマイル(東京芝1600メートル)を控え、連覇が懸かる白毛の
ソダシ(牝5)を送り出す須貝師が10日、共同記者会見に臨んだ。
――今の心境は
「想定通りの調整、調教ができた」
――ローテーションの経緯は
「元々、ヴィクトリアを使って春は2本いきたかった。この後、無事であれば安田も、という考えで2本に絞った」
――前走の
マイルCSを振り返って
「
ソダシの競馬をしていなくて、あの3着は評価すべき。もう少し
ソダシらしい競馬をしてほしかった。坂下からヨーイドンの競馬というよりも、4コーナーを回ったらセーフティーリードでも良かったかなと思う。地力でなんとかきてきれた」
――帰厩した第一印象は
「こちらにきてもやりやすい状態で、落ち着いて調整できた」
――冬を越しての変化は
「体自体そう変化はないけど、精神的にかなりお姉さんになった。物音とかで2、3歳の時は敏感で暴れたりしていたけど、今は少々のことがあっても暴れることはない。ドッシリした感じで。実戦につながってくれたら」
――たくさんのお客さんが入る
「ドッシリとして歩けると思うし、暴れるとかそういうのが少なくなった」
――最終追い切りは
「言うことない。うまく調整できた。
リラックスした感じで走らせて、という指示。
酒井学騎手に乗っていただいたけど、ほんとに理想、いい形で調教していただいた。ケチつけるところがなかった」
――レーン騎手とレースで初コンビ
「先々週乗っていただいたけど、
ベリーグッドという言葉をいただいた。素直に感じたままに乗ってくれたらいい」
――東京1600での強さ
「(昨年は)よく頑張ってくれた。ワンターンであることがやはりいいんじゃないか」
――素晴らしいメンバーが揃った
「強豪相手になるとは思うけど、
ソダシの良さを発揮できる競馬をしてほしい」
――ファンの思いは伝わっているか
「2、3歳の時はアイドルと言われてきたけど、この年になると立派な女優さんになったと思う。女優らしい競馬をしてほしい」
――意気込みを
「ファンが多い馬。無事に走ってくれて、なおかつ結果が良ければいいなと思う」
スポニチ