◆素質馬ボンドガール、2歳戦の開幕週にデビュー(10日・佐野)

　6月4日の東京・芝1600m(牝馬限定戦)でのデビューが決まったボンドガール(牝2歳、美浦・手塚、父ダイワメジャー、母コーステッド)が、本格的に追い切りを開始。この日は武藤を背に美浦Wで5F68秒5-38秒5-11秒8。古馬相手に楽々と並んでみせた。バネがあって、走る資質を感じさせる。

◆ジョリーダンスの娘が坂路でキャンター(10日・石渡)

　07、09年と阪神牝馬Sを2度制したジョリーダンスを母に持つスプリンクルソルト(牡2歳、美浦・栗田、父ニューイヤーズデイ)が美浦に入厩。本日、坂路を軽めのキャンターで登坂。もう少し柔らかみが欲しい印象だが、手先の軽いフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。

◆要注目の一頭ブルパーチェが初時計(10日・石堂)

　ブルパーチェ(牡2歳、美浦・高橋裕、父コパノリッキー、母カルディア)が美浦Wで追い切りを消化。しまい重点に5F72秒5-55秒0-39秒1-11秒7をマーク。直線でスッと脚を伸ばすと楽な手応えでシャープに動けた。いかにも仕上がり早の印象で、きょうが本格的な初時計であることを踏まえるとかなり優秀。これからの調整にも注目したい。

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提供：デイリースポーツ