競馬の祭典「第90回ダービー」(28日、東京)の2週前追いが11日、行われた。
皐月賞2着から逆転1冠に挑む
タスティエーラ(牡3=堀、父
サトノクラウン)は新コンビのレーンが初騎乗し、Wコースで6F83秒5〜1F11秒5(馬なり)。3馬身前を行く
ルコルセール(5歳オープン)に内から半馬身差まで詰めたところがゴール。道中の折り合いもスムーズにつき、リズミカルな脚さばきが目を引いた。レーンは「気分良く走っていて馬がハッピーな感じ。コンディションもいいんでしょう。全体的にいいフィーリング。特に気性の難しい面も感じなかった。集中力が途切れるような面もなかった」と好感触を得た。
前走・
皐月賞はレーンは
フリームファクシ(9着)でレースに同乗し、印象もつかんでいる。「とてもいい内容だったと思う。強い馬(
ソールオリエンス)には差されてしまったけど、残り200メートルでは勝ったかという場面。中身のある競馬をしていた」と高く評価している。ゲートインまであと2週間。逆転戴冠のイメージはできつつある。
スポニチ