「京王杯SC・G2」(13日、東京)
前走
ダービー卿CT7着から鮮やかに巻き返した。テン乗りの横山和に導かれ、2番人気の
レッドモンレーヴが鮮やかに差し切りV。管理する
蛯名正義調教師(54)=美浦=は開業2年目でうれしい重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分20秒3(良)。2着に7番人気
ウインマーベル、3着には6番人気
ダディーズビビッドが入った。
レースはダッシュを決めた
ベレヌスが馬群を引っ張り、前半3Fを34秒9で通過。
レッドモンレーヴは後方寄りの中団を追走した。直線は馬群が密集して激しいたたき合いになったが、馬場の外めを力強く抜け出した。
蛯名正師の重賞初Vに、横山和は「先輩としてすごくお世話になった方。恩返しできてうれしく思います」と笑顔。「ゲート裏では難しい雰囲気を見せていましたが、馬の力を信じて。直線は見ての通りです。直線までうまくリードできました」と満足げに振り返った。
祖
母エアグルーヴ、近親に
ドゥラメンテなどがいる良血馬。先々について、鞍上は「メンバーレベルが上がりますが、この馬も素晴らしい馬だと思うので、頑張ってほしいです」と期待を寄せていた。
提供:デイリースポーツ