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【オークス】リバティアイランド1強ムード揺るがず 相手筆頭はペリファーニアか

スポニチ
  • 2023年05月15日(月) 05時20分
 ◇G1・オークス(2023年5月21日 東京芝2400メートル)

 今週末は、牝馬3冠ロードの第2関門「第84回オークス」が東京競馬場で行われる。過酷な2400メートルに若き3歳牝馬が挑む。注目は桜花賞を圧倒的なパフォーマンスで制したリバティアイランド。早くも3冠の期待が膨らむ名牝候補がここも通過点とするか。対する関東勢はエフフォーリアの妹ペリファーニアが反撃態勢を整えている。1強の牙城を崩す馬が、果たして現れるのか?

 1強ムード揺るがず。桜花賞を異次元の末脚で制したリバティアイランドが断然の主役。先行勢が粘る流れで、4角16番手からごぼう抜きした脚力にはもう逆らえない。この“16番手”は09年ブエナビスタ、18年アーモンドアイと一致。名牝への道が半ば約束されていると言ってもいい勝ちっぷりだった。

 焦点はむしろ相手探し。関東の総大将は半兄エフフォーリアとの兄妹クラシック制覇に挑むペリファーニア。鞍上の横山武は勝てば、祖父・富雄(78年ファイブホープ)、父・典弘(10年サンテミリオン)に続く、史上初の父子3代オークス制覇となる。キャリアわずか3戦目で臨んだ桜花賞(3着)も、直線でいったん先頭に躍り出るなど見せ場十分だった。

 トライアルのフローラSを制したゴールデンハインドオークスと相性のいいゴールドシップ産駒。過去3頭の出走で、21年Vユーバーレーベン、20年3着ウインマイティーが結果を出している。

 別路線組では2戦2勝、史上最少キャリアV(3戦目)を狙うミッキーゴージャスが不気味。母ミッキークイーンは15年の優勝馬で、史上3組目となる母娘制覇も懸けて挑む一戦だ。

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