桜花賞馬の
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)が
オークス(3歳牝・GI・芝2400m)で史上17頭目の牝馬2冠を狙う。
84年の
グレード制導入以降、
桜花賞馬は
オークスに34頭が挑み、[10-7-5-12]の勝率29%、複勝率65%。単勝1倍台の馬に限れば[5-2-1-2]の勝率50%、複勝率80%となっている。また、阪神JFと
桜花賞をともに制した馬は5頭が出走して2勝。09年
ブエナビスタと10年
アパパネは
オークスで3つ目のGIタイトルを獲得。一方、92年
ニシノフラワー(7着)、01年
テイエムオーシャン(3着)、21年
ソダシ(8着)は距離の壁に泣いた。
リバティアイランドは800mの距離延長を克服し、偉業達成となるか。いずれにしても、この馬が不動の主役であることは間違いない。
【
オークスに単勝1倍台で出走した
桜花賞馬】84年以降
・86年1着
メジロラモーヌ・87年1着
マックスビューティ・89年2着
シャダイカグラ・01年3着
テイエムオーシャン・04年4着
ダンスインザムード・09年1着
ブエナビスタ・14年2着
ハープスター・18年1着
アーモンドアイ・20年1着
デアリングタクト・21年8着
ソダシ