今週の開催は、先週に引き続き「東京・京都・新潟」の3場となります。
重賞は、土曜日に
平安S(GIII・京都・ダート1900m)、日曜日に
オークス(GI・東京・芝2400m)が行われます。
毎週、重賞での激走馬をAIが予想するこのコーナー。今週は
オークスをピックアップし、膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが絶好の狙い馬を探します。
月曜日現在、登録馬は21頭。フルゲートは18頭となっています。
現在、上位人気が予想されるのは、昨年の阪神JF(GI・阪神・芝1600m)勝ち馬で前走の
桜花賞(GI・阪神・芝1600m)も制している
リバティアイランド(牝3・栗東・中内田厩舎)でしょう。現在の3歳牝馬の中では図抜けた存在。近2走のパフォーマンスからも圧倒的な支持を集めそうです。
対するは、2月のクイーンC(GIII・東京・芝1600m)で重賞初制覇を飾り、続く
桜花賞でも4着に健闘した
ハーパー(牝3・栗東・友道厩舎)。その
桜花賞では初めての大舞台ながらも堂々たる走り。勝った
リバティアイランドには完敗でしたが、2着とはコンマ3秒差とGIでも上位の力を示しています。
さらには、
桜花賞で2着となった
コナコースト(牝3・栗東・清水久厩舎)。4戦1勝の成績ですが、
桜花賞を含め負けたレースも全て連対しており安定感は抜群です。
ほかにも
フローラS(GII・東京・芝2000m)の1、2着馬である
ゴールデンハインド(牝3・美浦。武市厩舎)と
ソーダズリング(牝3・栗東・音無厩舎)や、
桜花賞3着馬の
ペリファーニア(牝3・美浦・鹿戸厩舎)、デビューから2戦2勝と負けなしの
ミッキーゴージャス(牝3・栗東・安田隆厩舎)など。それ以外にも重賞を勝っている馬がスタンバイしており、面白いメンバーで争われる一戦となりそうです。
【高期待値の
桜花賞3着馬】
予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。
月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は
ペリファーニアでした。
同馬は父
モーリス・
母ケイティーズハート(母
父ハーツクライ)という血統で、成績はこれまで3戦1勝[1-0-2-0]。半兄にはGIで3勝を挙げた
エフフォーリアがいます。
デビュー前の追い切りでは坂路で馬なりのまま終い11秒2を記録。血統背景からも非常に評判の高かった馬です。新馬戦(中山・芝1600m)では単勝1.4倍と圧倒的な人気に推され、レースでも2着に2馬身差をつけて快勝しました。
続く、
チューリップ賞(GII・阪神・芝1600m)では3着。キャリア1戦、休み明け、初めての関西輸送などいくつもの課題はありましたが、それらを全て克服し
桜花賞へと駒を進めます。
桜花賞では好位の外目を追走。道中は非常にスムーズで直線へと向きます。ここでも手応えは十分で追い出しを待つ余裕があるほどでした。しかし、直線半ばで一旦先頭に立ったものの、ゴール前では脚色が鈍り3着。それでも見せ場十分の内容で能力の高さを改めて見せる形となりました。
今回は東京の芝2400m。未知の条件ではありますが、これまでのレースを見ると折り合いに不安のあるタイプではなさそうですから距離はこなせるでしょう。
また、過去10年で
桜花賞3着馬は[2-1-1-5]。複勝率44.4%、単勝回収率135%と優秀な成績を収めています。
今年は
リバティアイランドが断然人気になりそうなので、例年よりも配当妙味がありそう。狙う価値は十分にあるでしょう。
あとは、出走メンバー・鞍上・枠順などが確定した後、AIがどのように判断するのか…。レース直前のAI予想も楽しみにお待ちください!
(netkeiba編集部)