◆第84回
オークス・G1(5月21日、東京競馬場・芝2400メートル)
前走の
フローラSで鮮やかな逃げ切りを決めて重賞初制覇を挙げた
ゴールデンハインド(牝3歳、美浦・
武市康男厩舎、父
ゴールドシップ)は、G1でも持ち前の持久力勝負にかける構えだ。武市調教師は「有力馬はみんな差し馬ですからね。そのへんに太刀打ちするには、無理に戦法を変える必要はない。そういう競馬が一番いいと思う」と語った。
追い切りを翌日に控えた5月16日は、美浦・坂路をゆったりと駆け上がった後、Wコースをキャンターで流して調整した。トレーナーは「前回もしっかり仕上がっていたので、それ以上を求めず、いい状態をキープできれば。出来落ちはないです」と、うなずいた。
スポーツ報知