「
オークス・G1」(21日、東京)
桜花賞4着の
ハーパーは輸送を考慮し、17日の最終調整は栗東坂路を単走でサラッと流す程度。4F56秒2-40秒7-12秒7と時計こそ目立たないが、これで十分だ。友道師は「しまいの反応が良くなっています」と上昇ムードを強調する。
前走の
桜花賞は師が「エンジンが掛かったところがゴール。距離不足でした」と指摘するように、敗因は明白だ。今回は
デイリー杯クイーンCを勝った東京へ舞台が移り、距離も二四に。「父親が
ハーツクライ。距離適性はある。“あの馬”に付け入る隙があるんじゃないかと思っています」と逆転Vを描いている。
手綱を取るルメールは17年
ソウルスターリング、18年
アーモンドアイで連覇し、22年も
スターズオンアースでV。頼りになる樫男の力も借りて、“打倒リバティ”を成し遂げる。
提供:デイリースポーツ