“マジックマン”の異名をとるジョアン・モレイラ騎手(39)=ブラジル=が、2018年以来、5年ぶりにJRAの短期免許を取得する方向で調整が進んでいることが18日、分かった。
具体的な日程については現在調整中だが、夏の札幌競馬で騎乗したあと、秋のG1シリーズに合わせて再び免許申請する意向。モレイラは「(2月に)久しぶりに日本で騎乗できてすごくうれしかったです。近年は新型コ
ロナの制限などもあってかないませんでしたが、また短期免許を取得して日本の皆さんに会えることを楽しみにしています」と話した。
今年2月に日本で騎乗したあとはサウジアラビア、ドバイ、
オーストラリアで6週間の短期免許を取得してG1・2勝を挙げるなど、世界を飛び回って活躍している。一部では今年限りで引退といううわさも出ているが、「そんな話はありません」と完全否定。「今後は
凱旋門賞やブ
リーダーズCなどの国際レースにもチャレンジしたい。来年も短期免許取得の条件はクリアできていますし、もちろん来る予定です」と抱負を語った。
提供:デイリースポーツ