「第90回
日本ダービー」(28日、東京)の1週前追いが18日、行われた。
皐月賞2着から逆転戴冠に挑む
タスティエーラ(牡3=堀、父
サトノクラウン)は2週連続で新コンビのレーンが騎乗して、6F83秒3〜1F11秒0(強め)。内
ルコルセール(5歳オープン)に2馬身、外
カフェファラオ(6歳オープン)には3馬身先着。
ゴーサインが出てからの強烈な伸び脚は目を引いた。
騎乗したレーンは「1週前で(ダービーの)メインの内容になるので、特に最後1Fはしっかりスピードを出して反応を見るという指示。いい脚を見せてくれた。先週と大きな違いはないけど、順調にレベルアップしている。レースではいろんなオプションがあるのがストロングポイントになると思う」と好感触。堀師は「残り1Fで抜け出す指示で、これまで集中が途切れていた挙動を確認しましたが、2回ほど耳を前へ向けたものの、頭を上げたりハミを抜いて減速することなく、鞍上の扶助で人間に気を向けてくれました」と手応えを得ている。
皐月賞で
ソールオリエンスに付けられた0秒2差は逆転可能なのか?指揮官は「牡馬にしてはカイ食いは良くないのですが、
皐月賞の前よりいいし、レース後に一段悪くなったウイークポイントのトモ(後肢)も回復して良好な状態」と逆転へ向け、着実な上昇を感じている。
スポニチ