デビュー2年目の
佐々木大輔騎手(19)=美浦・菊川厩舎=が自身初の開催リーディングをかけ、第1回新潟の最終週に参戦する。4月29日の開幕から積み上げた白星は7つ。先輩の丸山(6勝)菱田(5勝)らを抑え、ラスト2日を残してトップに立つ。「僕はまたがっているだけです」と謙遜するが、昨年の9勝から、すでに倍増の18勝。「1年目より余裕がありますね。返し馬とゲート、あとはスタート後のポジションと折り合い。考えながら乗れるようになってきました。新潟リーディングは取りたいですね」と気持ちを高ぶらせる。
最終週は2日間で16鞍に騎乗。関係者からの信頼も高まっており、半数の8鞍が関西厩舎からの依頼だ。力が入るのは日曜6Rの
シャイニースイフト。デビューから全5戦に騎乗し、近走は3戦連続2着と初勝利目前だ。「調教は抜群でした。あとは仕掛けどころだけ」と気合。「今年中に重賞を勝ちたい」と胸に秘める19歳が、越後で勲章をつかみ、さらなる成長につなげる。(松末 守司)
スポーツ報知