競馬新聞「馬サブロー」のPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
さあ、ついに今週が
オークスで、来週がダービー!今シーズンも
クライマックスを迎えます。来シーズンのPOGドラフトもここ2週くらいで行われる方々が多いと思います。5月22日発売のコンビニ
プリント&電子版『POG虎の巻〜即戦力編〜』では東京、阪神、函館のデビュー予定馬を一挙に掲載していますので、参考にしていただければ。昨年も東京デビュー組から重賞で活躍した馬が多数出ていますし、確実にポイントを獲得するには必要な情報だと思います。ぜひともご活用ください。
さて、その『POG虎の巻』で新馬想定を掲載することもあって、こちらのブログで紹介するネタは枯渇気味。そんななかでも、美浦の何頭かのデビュー情報を今回はお届けしたいと思います。
バスターコール(牡、田村、父
ルーラーシップ)は
母デグラーティアが08年
小倉2歳Sを勝っているスピードタイプ。今週は美浦Wで単走。前へ前へ進もうとする推進力を感じさせるパワフルな動きで、6F82秒5-66秒0-51秒7-37秒2-11秒6(G前強め)を計時しました。6月4日の東京6R新馬(芝1400m)をレーンで予定しています。
チェルヴィニア(牝、木村、父
ハービンジャー、
母チェッキーノ)は6月4日の東京5R(芝1600m、牝馬限定)でのデビューと発表がありましたね。その新馬戦は頭数がいて、調教で動いている馬もそろいそうな一戦です。牝馬クラシック戦線でも期待できる馬が現れるか、注目です。
半兄に昨年の
毎日杯3着、
菊花賞4着の
ドゥラドーレスを持つ
レガレイラ(牝、木村、父
スワーヴリチャード、母ロカ)は、気性面を考慮し滞在競馬となる函館でのデビューも検討しているとのこと。馬っぷりは抜群だけに、うまく気性をコントロールできるようになると楽しみです。
ファビュラスロード(牡、尾関、
母ファビュラスセンス)は
ロードカナロア産駒らしく
バランスの取れた好馬体の持ち主。兄姉のほとんどが勝ち上がっているように堅実に走る血統です。6月18日の東京5R新馬(芝1600m)を川田で予定しています。(馬サブロー美浦支局・木村拓人)
提供:デイリースポーツ