「平安S・G3」(20日、京都)
前走9馬身差Vの強さは本物だった。1番人気の
グロリアムンディ(牡5歳、栗東・大久保)が好位からの抜け出しで完勝。
ダイオライト記念に続く連勝で重賞2勝目を飾った。2番人気の
ハギノアレグリアスが2着、3番人気の
ヴァンヤールが3着に入り、3連単配当は3030円の堅い決着となった。
ゲートが開くと同時に好ダッシュを決めた
ロードヴァレンチが先手を奪い、
グロリアムンディは3番手のインを追走。鞍上の川田が早めに仕掛けて4角手前で早々に先頭に立つ。直線も脚は鈍らず、外から追い上げるラ
イバルを尻目に悠々とゴールした。
この勝利で、四位元騎手(現調教師)と並ぶ歴代最多タイの平安S4勝目を決めた川田は「素晴らしい状態というわけではない中でこれだけのパフォーマンスができますので、この馬が持っているポテンシャルの高さを示す内容だと思います。(今後は)よりいい走りができるように準備していけたらという思いです」と語った。
提供:デイリースポーツ