◆第30回
平安S・G3(5月20日、京都・ダート1900メートル、稍重)
新装オープンした京都で3年ぶりに開催された古馬のダート戦は16頭で争われ、
川田将雅騎手が手綱を執った1番人気の
グロリアムンディ(牡5歳、栗東・
大久保龍志厩舎、
父キングカメハメハ)が楽々と抜け出し、前走の
ダイオライト記念・交流G2に続く重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は1分59秒8。大久保調教師は、調教師として単独最多のレース3勝目となった。
2着は2馬身半差で2番人気
ハギノアレグリアス(
岩田望来騎手)、3着はさらに1馬身差で3番人気
ヴァンヤール(
荻野極騎手)と、人気順の決着となった。
川田将雅騎手(
グロリアムンディ=1着)「正直、あまりいい状態ではなく、前回よりもしんどさを感じる追い切り内容でした。枠も枠ですし、あまり下げたくなかったので促しました。追い切りを2週続けてしっかりとやったので、そのぶん締まりは出たという返し馬でした。道中の走りも、先週、今週の追い切りよりは走ることができたという印象です。素晴らしい状態ではないのにこれだけのパフォーマンスをしてくれました。ポテンシャルの高さを示す走りでしたし、よりよい走りができるように準備をしていきたいです」
スポーツ報知