「
オークス・G1」(21日、東京)
2冠制覇へ向けて、
桜花賞馬
リバティアイランドが20日午後0時13分に東京競馬場へ到着した。長距離輸送は新馬戦とアルテミスSで経験済み。松崎助手は「3回目ですし、特に気になるところはなかった。少しだけ事故渋滞にハマりましたが、おおむね順調に来られました」と元気いっぱいの姿に目を細める。
事前発表の馬体重は前走比10キロ増の476キロ。それも計算通りだ。「距離が延びるので対応できる仕上げを施しました。レース当日は若干マイナスぐらいかな」。マラソンランナーのごとく、研ぎ澄まされた体で初の東京芝2400メートルに挑む。
唯一の黒星が昨秋のアルテミスS。リベンジを果たすには絶好の舞台だ。「あの敗戦を糧に成長してきたし、今までの経験を今回に生かせれば。中団からの競馬も、最後方からの競馬も経験しましたからね。たとえハナに行こうが、最終的に1着であればいい。あとは川田君とリバティに任せますよ」。これまで通りゲートまで付き添い、レースの直前でメンコを外すという同助手。抜かりなく準備を進め、万全の態勢でファン
ファーレを待つ。
提供:デイリースポーツ