日曜日(5月21日)の東京は、前日までと打ってかわって、日ざしが差し込む絶好の競馬日和。このあとも天気が崩れる予報はなく、
オークスは良馬場で行われる。
芝コースは前優勢と言っていい。4R・3歳未勝利(芝2000メートル)、5R・3歳1勝クラス(芝1600メートル)ともに逃げ切り決着。5Rにいたっては、2着も2番手の馬と全く先行勢の脚いろが鈍らなかった。また、4Rの勝ちタイムは1分59秒3。同じく逃げ切りだった2週前の
プリンシパルSが2分1秒2だったことを思えば、このクラスにしてはかなり速い時計だろう。高速馬場であることもうかがえる。
オークスで圧倒的支持を集めている
リバティアイランドは差し馬。前が止まらない馬場はプラスとはいえない。しかし、前走の
桜花賞も実際に2、3着馬が先行勢だった前残りの馬場、流れを、次元の違う脚で大外から差し切ったように、能力は飛び抜けている。トラックバイアスを加味しても本命は譲らない。ただ、過信は禁物。内、前の馬の粘り込みには注意したい。
スポーツ報知