2000年
ケンタッキーダービーを制した
フサイチペガサス(牡、父ミスタープロ
スペクター)は加齢による体調悪化のため、23日に安楽死の処置が取られた。24日、
クールモアが発表。26歳だった。
1999年12月にデビューし、初戦2着の後、年明けから5連勝で
ケンタッキーダービー制覇。馬主の関口房朗氏はアジア人として初めて
ケンタッキーダービー優勝馬のオーナーになった。3冠第2ラウンドの
プリークネスSは2着、秋の
BCクラシック6着後に引退し、
クールモアが所有するケンタッキー州の
アシュフォードスタッドで種牡馬入り。同スタッド、ゼネラルマネジャーのダーモット・ライアン氏は「フーペグ(愛称)は素晴らしい競走馬だった」と別れを惜しんだ。
産駒は米国で
バンディニ、ローマンルーラーなどがG1勝ち。シャトル種牡馬として豪州に渡り、ハラダサンがG1を制した。日本では
フィフティーワナーや
フサイチセブン、
テーオーヘリオスが重賞を制している。
スポニチ