山林購入などを条件に現金を貸し付ける「抱き合わせ融資」により、違法な利息を受け取ったとして、東証スタンダード上場の不動産会社「
リベレステ」(埼玉県草加市)代表取締役社長の河合純二容疑者(74)ら男3人が、出資法違反の疑いで逮捕された。
河合容疑者は馬主としても知られ、昨年のチャンピオンズCを制したG1馬
ジュンライトボルトなどを所有している。
同社はこうした手口で2012年以降、60億円超を貸し付け、繰り返し不当な利益を得ていたとみられ、警視庁は今年3月、出資法違反容疑で家宅捜索していた。
逮捕を受け、同社はホームページで「株主をはじめとした関係者の皆様には、多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。当社としましては、引き続き捜査に全面的に協力し、今後の刑事手続の進捗を注視するとともに、適正かつ厳粛に対処してまいる所存です」とつづり、外部有識者を含めた調査委員会の設置について検討することを明らかにした。
提供:デイリースポーツ