「
日本ダービー・G1」(28日、東京)
新種牡馬
サトノクラウン産駒の4番人気
タスティエーラ(牡3歳、美浦・堀)が好位から鮮やかに抜け出してG1初制覇を飾った。無敗の2冠を狙った
ソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚)は2着に敗れた。3着は6番人気の
ハーツコンチェルト(牡3歳、美浦・武井)だった。
1954年の
ゴールデンウエーブ以来、69年ぶりとなるテン乗り(実戦初騎乗)でのVを決めたレーンは「何よりもとても特別な勝利ですね。サポートしていただいている堀厩舎、キャロットクラブで勝てたことが素晴らしいです」と、喜びをかみしめた。
道中は好位で流れに乗ると、直線で力強く伸び、
皐月賞馬
ソールオリエンスの猛追を封じた。鞍上は「この馬が強いポイントは速いスタートを切って、ポジションを取って、すぐに
リラックスできたことです」と勝因を挙げる。3年前には、厩舎の先輩である
サリオスで
コントレイルの2着。「同じ厩舎で数年後にチャンスが来て、結果を残すことができて良かった」と充実の汗を拭った。
提供:デイリースポーツ