北海道浦河郡にある浦河渡辺牧場が30日、公式ツイッターを更新し、この日、35歳で死去した元競走馬・
ナイスネイチャの最後の様子を伝えた。渡辺牧場は競馬、乗馬などで活躍した後に引退した馬や休養馬をあずかる養老牧場。
ツイッターにはのどかな青空の下、牧草を食べる馬の動画が掲載された。「5月30日12:40 #
ナイスネイチャ は放牧地の青草の上で横たわり青空とそよ風の中、鎮静剤と麻酔薬を使った上で安らかに息を引き取りました。」と報告。「渡辺牧場の宝…幸せな生涯に相応しい幸せな最期でした。疲れたなぁと横たわり動画の #
メテオシャワー とはお話を済ませたようです。皆様、有難うございました。」と感謝を伝えた。
ナイスネイチャは1988年4月16日に生まれ、90年12月2日に京都でデビューした。91年の
有馬記念は3着、92年の
有馬記念も3着、93年
有馬記念でも3着となり“ブロンズコレクター”として名をはせるようになった。G1馬ではないものの、大レースでは上位にからむこともあり、ファンは多かった。競馬をモチーフにしたゲーム「ウマ娘 プリティダービー」でも人気だった。
提供:デイリースポーツ