スマートフォン版へ

【安田記念】追分ファームが初のGI3頭出し セリフォス&ガイアフォース&イルーシヴパンサーで戴冠目指す

  • 2023年05月31日(水) 20時00分
 追分ファームが安田記念(3歳上・GI・芝1600m)にセリフォス(牡4、栗東・中内田充正厩舎)、ガイアフォース(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)、イルーシヴパンサー(牡5、美浦・久保田貴士厩舎)の3頭出しで挑む。

 追分ファームは社台グループの中で最も新しい牧場として95年に開場した。11年には育成施設の追分ファームリリーバレーを開場。生産から育成まで一貫した体制のもとで管理できるようになった。これまでにゴールドアリュールハットトリックフェノーメノなどの活躍馬を輩出し、JRAのGIを8勝。年々存在感を増していることは間違いない。

 今年は年明け一発目の重賞である京都金杯イルーシヴパンサーで制し、幸先の良いスタートを切った。しかし、その後の重賞では2回ある2着が最高で、GIは桜花賞ムーンプローブ(17着)が出走したのみ。それだけに牧場初のGI3頭出しとなる安田記念は何としても結果を出したい一戦となる。

 エース格は昨年のマイルCSを制したセリフォスだ。前走のドバイターフは5着に終わったが、得意の1600mなら巻き返し必至。混戦を断ち、マイル王の座を防衛したい。同じく4歳のガイアフォースも侮れない。前走のマイラーズCシュネルマイスターからクビ差の2着に健闘。当時が初のマイル戦だっただけに、慣れが見込める今回は“逆転”まで期待できるだろう。もう1頭、5歳のイルーシヴパンサーは今年初戦の京都金杯で重賞2勝目を挙げている。前走の中山記念は8着に終わったが、直線で進路をなくしたので参考外。昨年の安田記念で1番人気に推されながら8着に終わった悔しさを晴らしたいところだ。

 シュネルマイスターソダシソングラインなどの「ノーザン軍団」が主力を形成する一戦だが、「追分軍団」も引けを取ることはない。牧場では初となるGIでのワンツーフィニッシュも決して夢ではないはずだ。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す