2勝クラス、3勝クラスと連勝してオープン入りした
ヤマニンサルバム(栗東・
中村直也厩舎)。
白富士S3着の後の重賞挑戦では7着が続いているが、次走は
エプソムカップ(6月11日・東京芝1800m)を予定。今朝1日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
CWへ3頭で入場。
サンデーヒーローが先頭、これに2歳の
ヤマニンアラクリアがついていき、一番後ろから
ヤマニンサルバム。6F標識の地点で先頭との差は4馬身くらいだったが、3コーナーに入ったところで先頭のペースも速くなり、外を回りながら、その距離を保つ感じ。
コーナーを楽に抜けて、最後の直線は馬場真ん中あたりを回った2頭に楽々と並びかけていく。少し重心が低くなるようなフットワークで、手応えは楽々。ゴール前では舌を出す余裕もあり、きっちり先着という内容だった。
時計は6F83.5〜5F66.7〜4F51.2〜3F37.1〜2F23.6〜1F12.0秒。ゴール前は少し流すような感じだったので、12秒を切ることはできなかったが、仕掛けるだけで11秒台後半にはなった脚色。OP特別で実績ある東京であらためて、という状態には仕上がってきた。
(取材・文:井内利彰)