競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
ダービーを勝ったのは
タスティエーラでしたね。スローペースで流れた道中でしたが、前めの位置取りから抜け出す横綱競馬でした。関係者の方々、本当におめでとうございます!2着
ソールオリエンスと関東馬がワンツーとなって、それを指名できなかったのは無念極まりないですが、2頭を見抜いていた方は本当におめでとうございます!どちらも秋以降のデビューでしたし、素晴らしい指名だったと思います。ただ、自身のPOG
コンセプトは今年も「速攻からそのまま大舞台へ」なので、早めにデビューできそうな馬で奥もありそうな馬をチョイスしたつもりです。POGドラフト会議やYouTubeの馬サブローチャンネルをご参考にしていただければと思います。
そして今週から始まる新馬戦ですが、やはり日曜東京5R(芝1600m、牝馬限定)に注目馬&ケイコで動いている馬がそろった印象ですね。POGドラフト会議で指名した馬の3頭出しという禁じ手を使ってしまいましたが(笑)、どの馬も水準以上に動けていますし、大舞台まで進んでくれるとうれしいですね。
さて来週の東京新馬戦は、土曜の芝1600mに
ゴンバデカーブース(牡、堀、父
ブリックスアンドモルタル、
母アッフィラート)、日曜の芝1800mに
ダノンエアズロック(牡、堀、父
モーリス、
母モシーン)が、ともに短期免許最終週となるレーンでスタンバイ。どちらも今週の美浦Wで2歳馬離れした時計をマークしており、今年のダービー
ステイブル・ノーザンFからまた楽しみな馬が誕生しそう。日曜の芝1800mには
ポタジェ、
ルージュバックの半弟となる
シトラール(牡、萩原、父
スワーヴリチャード、
母ジンジャーパンチ)もルメールで予定しています。
デアレガーロの初子となる
レガーロデルシエロ(牡、栗田、父
ロードカナロア)は18日の東京芝1600mでデビュー予定。
そして美浦トレセンには注目の良血馬
コンドライト(牡、菊沢、父
ドゥラメンテ、
母アエロリット)が入厩してきました。可動域が非常に広く、常歩からして歩様の伸びが素晴らしかったですね。これは指名した方が良かった馬かもしれません(苦笑)。今後の成長が楽しみです。
それと来週からは筆者が函館滞在出張のため、北海道の情報も絡めながらになると思います。どうぞよろしくお願い致します。(馬サブロー美浦支局・木村)
提供:デイリースポーツ