競馬ブームの90年代に活躍し、長くファンに愛された
ナイスネイチャが5月30日、繋養(けいよう)先の渡辺牧場(北海道浦河町)で息を引き取った。35歳だった。
現役時代、
ナイスネイチャの主戦騎手を務めた松永昌師は「残念だけど仕方ない。大往生だよ」と別れを惜しんだ。明るい話題もある。松永昌厩舎に所属するのが近親
ライスネイチャ(牡2、
父メイショウボーラー)だ。
曽祖母が
ナイスネイチャを産んだ
ウラカワミユキで祖
母ゲッケイジュが
ナイスネイチャの半妹、
ナイスネイチャと
ライスネイチャは大伯父(おおおじ)と大甥(おおおい)の間柄になる。
母オムスビが「ライス」の由来でもある。松永昌師によると「そろそろ(栗東トレセンに)入厩するよ」とのこと。その後、デビューに向けて本格的に稽古を積み重ねていく。
スポニチ