◇G1・
安田記念(2023年6月4日 東京芝1600メートル)
G1馬10頭が集結した豪華なマイル王決定戦「
安田記念」は、4番人気
ソングライン(牝5=林)が制して連覇を飾った。勝ち時計は1分31秒4。
3番人気の
セリフォス(牡4=中内田)は1馬身1/4及ばずに2着だった。先週のダービーに続いて2週連続のG1勝利に届かなかったレーンは、「いいスタートが切れて、手応えも良くて、直線もスペースが空いてから凄くいい反応を見せてくれた。ドバイの時よりもしまいも伸びて、勝てる手応えでした。でも、外からスーパースター(
ソングライン)が来て…。とんでもなく強い馬に負けてしまいました。結果だけが残念ですけど、よく走ってくれました」と勝ち馬に脱帽していた。
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安田記念 競馬法制定などに尽力し、日本
中央競馬会の初代理事長で「日本競馬の父」と称された安田伊左衛門氏の功績を称え、51年に「安田賞」として創設。58年、同氏の死去により「
安田記念」に改称、84年にG1に昇格した。上半期の最強マイラー決定戦として定着しており、昨年は同氏の生誕150周年記念として実施された。
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