◇G1・
安田記念(2023年6月4日 東京芝1600メートル)
G1馬10頭が集結した豪華なマイル王決定戦「
安田記念」は、
ソングライン(牝5=林)が制して連覇を飾った。
白毛の
ソダシ(牝5=須貝)は7着に敗れ、4年連続
JRA・G1勝利の偉業はお預けとなった。
ソダシを担当する今浪隆利厩務員は、定年を前倒しして今月末で引退するため、愛馬と挑む最後のレース。タイトルには届かなかったが、懸命に府中のターフを駆けた。
管理する須貝師は「悪くない内容でよく頑張ってくれました。道中は理想通りでした。最後のひと踏ん張りもできた。
ソダシの競馬はできたけど、これも競馬です。この後は夏休み。次のことはそれからですね」とし、「これが今浪さん(厩務員)の最後のG1ですから。真っ白な馬をよく手入れしてくれました。汚れも気になる馬を、よく磨いてくれました。(芦毛の)
ゴールドシップも担当していたので、ドラマ的に担当をお願いしたところもあります。今浪さんにお疲れさまと言いたいです」と今浪厩務員をねぎらっていた。
スポニチ