「
函館スプリントS・G3」(11日、函館)
夏の北海道シリーズ開幕を告げるス
プリント戦。昨年の
京阪杯以来、2つ目のタイトル奪取を目指す
トウシンマカオが中心だ。前走の
高松宮記念は道悪に対応できず15着と大敗。高柳瑞師は「もう1列前で運べていれば着順も違ったんじゃないかと思う」と展開も含めて度外視を強調する。仕切り直しの一戦で実績を積み上げたい。
同じ
ビッグアーサーを父に持つ
ブトンドールも有力候補だ。
桜花賞は9着に敗れたが、ここは昨年の
函館2歳Sなど2戦2勝の好相性舞台。斤量が有利な3歳牝馬だけに、巻き返しは十分あり得る。3歳牝馬勢では
モーリス産駒の
ムーンプローブも侮れない存在だ。フィリーズR2着があり、このス
プリント初参戦は興味深い。
昨年2着の
ジュビリーヘッドがここに向けて仕上げてきた。藤巻助手は「洋芝は合うので、賞金加算を」と昨年以上を狙っている。目下2連勝中の上がり馬
ジャスパークローネ、スランプ脱出を目指す
ウォーターナビレラ、横山武とのコンビ継続が心強い
キミワクイーンもVをうかがう。
提供:デイリースポーツ