グレード制を導入した1984年以降で史上3頭目の
安田記念連覇を果たした
ソングライン(牝5歳、美浦・
林徹厩舎、父
キズナ)は一夜明けた5日、茨城・美浦トレーニングセンターの馬房で元気な姿を見せた。
4日のレース後、東京競馬場を出発し、19時半ごろに美浦トレセンに帰厩。ヴィクトリアMを制し、中2週でG1馬10頭がそろった激戦を制した後だったが、関本助手は「頑張りましたね。強かったです。レース後も意外とすぐ息が入りました。厩舎に着いてもケロッとしていますよ。前回より雰囲気的には少し疲れていますが、自分のペースで過ごしています」と笑顔で話した。
レース後に、
BCマイル・G1(11月4日、サンタ
アニタパーク競馬場・芝1600メートル)へ挑戦することが発表されている。同助手は「東京よりは小回りの競馬場ですが、左回りのマイル。楽しみだし、ワクワクしています。海外遠征も経験していますからね。課題という課題がない馬。海外は環境がガラッと変わるので、そこで最高のパフォーマンスを出せるよう、最高の状態を維持することが大事ですね」と気を引き締めていた。
スポーツ報知