現地時間3日、イギリスの
エプソム競馬場で行われた英ダービー(3歳牡牝・GI・芝2410m)を
ディープインパクト産駒の
オーギュストロダンが制覇。この勝利によって同産駒は、初年度から13世代連続のクラシック制覇を達成した。
国内外わずか12頭の産駒から再びクラシックホースが誕生。父ディープの能力を再認識する結果となったが、本稿では国内のクラシック競走を制した
ディープインパクト産駒を一覧で振り返ってみたい。
■2011年
マルセリーナ(
桜花賞)
■2012年
ジェンティルドンナ(
桜花賞・
オークス)
ディープブリランテ(
日本ダービー)
■2013年
アユサン(
桜花賞)
キズナ(
日本ダービー)
■2014年
ハープスター(
桜花賞)
■2015年
ミッキークイーン(
オークス)
■2016年
ディーマジェスティ(
皐月賞)
シンハライト(
オークス)
マカヒキ(
日本ダービー)
サトノダイヤモンド(
菊花賞)
■2017年
アルアイン(
皐月賞)
■2018年
ワグネリアン(
日本ダービー)
フィエールマン(
菊花賞)
■2019年
グランアレグリア(
桜花賞)
ラヴズオンリーユー(
オークス)
ロジャーバローズ(
日本ダービー)
ワールドプレミア(
菊花賞)
■2020年
コントレイル(
皐月賞・
日本ダービー・
菊花賞)
■2021年
シャフリヤール(
日本ダービー)
■2022年
アスクビクターモア(
菊花賞)
菊花賞を勝利すれば国内でも13世代連続のクラシック制覇。だが、
皐月賞・ダービーにはディープ産駒の出走が無く、現状では少々厳しそうな印象だ。
きさらぎ賞2着
オープンファイアや良血馬
スイープアワーズなどが夏を越して成長し、菊の舞台で姿を見せてくれるだろうか。
国内に残る最終世代6頭や古馬を含め、
ディープインパクト産駒の活躍に今後も目が離せない。