シンガポール競馬が2024年10月をもって廃止されると、
シンガポール・ターフ・クラブが5日、発表した。再開発のため27年3月までに同国政府にクランジ競馬場がある土地を返還することになったため。24年10月5日に最後の開催を行い180年以上の歴史に幕を閉じる予定。
同国での国際G1レースには日本調教馬も出走し、
シンガポール航空国際カップでは06年に
コスモバルク、07年には
シャドウゲイトが優勝。また、03年にはホッカイドウ競馬で開業していた高岡秀行調教師が当地で移籍。管理する
ステイゴールド産駒の
エルドラドが、伝統の
シンガポールゴールドカップを制している。
同ターフ・クラブのホームページでは、ニアム・チェン・メン会長が「クラブを閉鎖するという政府の決定を残念に思っている」「 最後のレースまで通常通り業務を遂行できるよう最善を尽くします」などコメントしている。
スポーツ報知