◆併せ馬でビシビシ！サトノフェニックスは初戦から楽しみ(8日・安里)

　サトノフェニックス(牡2歳、栗東・西園正、父ヘニーヒューズ、母マーメイドティアラ)は17日の阪神ダート1200mでデビュー予定。「コースでビシビシと併せ馬を消化してきたし、ここ2週は和田竜騎手に乗ってもらってしっかり追った。動き、時計ともに申し分ないし、初戦から楽しみ」と師は勝ち負けを意識する。

◆ダノンマカルーが角馬場で調整、力感十分で好印象(8日・石渡)

　ダノンマカルー(牡2歳、美浦・田中博、父ドゥラメンテ、母デックドアウト)が美浦へ入厩。本日、角馬場でじっくりと調整された。まだ全体的な緩さは残っているが、力感十分のフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。

◆プレイフォーエフが併走馬を圧倒(8日・佐野)

　プレイフォーエフ(牝2歳、美浦・青木、父ビッグアーサー、母プレイフォーマザー)はJRAブリーズアップセール出身で仕上がり早のタイプ。この日は美浦芝で追われ、6F78秒4-35秒0-11秒3をマーク。併せた相手を圧倒したように鋭さが目立った。気性も素直で初戦から楽しめそうだ。

◆短距離での活躍を期待させるソルレース(8日・加藤)

　18年JRA最優秀短距離馬ファインニードルの全妹ソルレース(牝2歳、美浦・田中博、父アドマイヤムーン、母ニードルクラフト)が美浦へ入厩。脚が長く体高はあるが、短く太い首に筋肉量が豊富でボリューミーな馬体。少し窮屈めの肩から、兄同様に短い距離での活躍を期待させる。

◆ベルパッションがインパクト十分の併せ馬(8日・浜口)

　ベルパッション(牝2歳、栗東・西園正、父ダノンレジェンド、母メイショウトモシビ)はこの日の函館芝で4F53秒8-11秒2。変速4頭併せのような形になる併せ馬だったが、大外を回して一気に差し切る内容はインパクト十分だった。操縦性に優れ、体幹もしっかりとしたタイプで完成度が高い印象。初戦から勝ち負けできる馬とみている。

◆白毛で注目のアマンテビアンコは脚力も相当(8日・森元)

　アマンテビアンコ(牡2歳、美浦・宮田、父ヘニーヒューズ、母ユキチャン)が、美浦Wで5F67秒8-11秒1を馬なりでマーク。直線では年長馬に挟まれる形から、楽な手応えのままグングン伸びた。先週に気合をつけられたことで反応が格段に良化。白毛のビジュアルで注目を集めているが、脚力も相当なものだ。

◆キャプテンシーは調整順調(8日・竹村)

　キャプテンシー(牡2歳、栗東・松永幹、父モーリス、母アドマイヤリード)がこの日、栗東Eコースでゲート練習を行った。併走相手に一歩目は少し遅れたものの、その後はスムーズに加速して1F13秒2をマーク。順調に調整は進んでいる。母はヴィクトリアマイル勝ちの実績馬だけに、父モーリスとの融合でどんな成長を見せるのか楽しみだ。

◆高額馬ドゥマイシングがゲート試験に合格(8日・森田)

　昨年の1歳セレクトセールで2億円(税抜き)の値がついたドゥマイシング(牡2歳、栗東・矢作、父ドゥラメンテ、母フォースタークルック)が2度目のゲート試験を受けて合格。「先週は(ゲートの)中で立ち上がったからね。それに対して、きょうはおとなしかったし文句なしの内容」と担当の久保助手も胸をなでおろしていた。これで当初の予定通り阪神最終週の新馬戦(25日、芝1800m)でデビューを迎えることができそうだ。鞍上は坂井。

◆ロードレイナード初戦から期待大(8日・常木)

　日曜東京5R(芝1800m)でデビューするロードレイナード(牡2歳、美浦・斎藤誠、父レイデオロ、母ポプラ)に師が好感触。「気のいいタイプで仕上がりは早い。ビッシリ乗り込んでいて、スタートも速い。入厩当初は口向きに難しさがあったが、それも解消してきている。初戦から力を出せそう」と初陣Vへ期待を寄せた。

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提供：デイリースポーツ