北海道苫小牧市のノーザンホースパークで6月8日、新エリア「
ディープインパクトゲート」の完成記念セレモニーが行われた。
セレモニーはゲートの発案と監修を行った
ディープインパクトのオーナー・金子真人氏のあいさつからスタート。ディープの思い出を語っていた金子オーナーは、最後に「馬が亡くなっても泣かないんですけど、ディープが亡くなったときは大泣きしました」と目頭を押さえながら言葉に詰まった。
また、ノーザンホースパーク社長の吉田勝己氏、ゲートの制作を行った安田侃(かん)氏も
スピーチを行った。安田氏は「何十年後も何百年後もこのゲートは残ります。ディープに思いをはせる場になってくれれば」と込めた思いを語った。
その後は世界的
ソプラノ歌手、
ドナータ・ダヌンツィオ・
ロンバルディ氏によるオペラコンサートを開催。
プッチーニ作曲『私のお父さん』など、計4曲を高らかに歌い上げた。
最後は、オーナー夫妻および安田氏、吉田氏へ花束が贈呈。プレ
ゼンターとして
ディープインパクトの主戦を務めた
武豊騎手、北海道出身の橋本聖子参議院議員が登場した。また、
サプライズゲストとして、侍
ジャパン前監督の栗山英樹氏も壇上に姿を現した。
武豊騎手は「景色も含めて素晴らしい、まさにディープにぴったりの場所です。あれだけの馬に巡り合えたことは幸せだったし、宝物のような時間でした。(モニュメントに)触ったときにジーンとして、さまざまな記憶がよみがえりました。最初に乗ったときから、全てが思い出深いです」と語った。
スポーツ報知