6月10日の東京5R・2歳新馬戦(芝1600メートル=12頭立て)は、2番人気の
ゴンバデカーブース(牡、美浦・
堀宣行厩舎、父
ブリックスアンドモルタル)が、鮮やかな逃げ切り勝ちを決めた。今週で短期免許での騎乗がラストウィークとなる
ダミアン・レーン騎手は、先週から新馬戦騎乗機会4連勝を飾った。勝ち時計は1分34秒8(良)。
きっちりとスタートを決めて、すんなりとハナを奪った。そのままリズム良く折り合い、直線を向くと鞍上のアクションに応えて徐々に加速。最後まで脚いろは鈍らず、追い上げてきた2着の
ララヴィエルジュを1馬身3/4差で振り切った。新種牡馬の
ブリックスアンドモルタル産駒としては、先週の阪神で新馬勝ちした
テラメリタに続く2勝目となった。
レーン騎手は「レース前にすごく落ち着いていて、新馬とは思えないくらい
リラックスしていました。道中はリズム良く、しまいもいい脚を伸ばしてくれました。まだ初めてのレースだったので、まだまだ競馬を覚えているところですが、これから全ての面で成長していくと思いますので、いい馬になれると思います」と将来性を評価した。
スポーツ報知