6月10日の東京11R・
ジューンS(3歳上3勝クラス、芝2400メートル、18頭立て)は、3番人気の
サクセスシュート(牡4歳、美浦・
久保田貴士厩舎、父
ドゥラメンテ)が外から差し切ってオープン入りを果たした。勝ち時計は2分23秒3(良)。
道中は後方15番手を追走した。終始、自分のリズムを刻むと、脚をためて迎えた直線。外からぐいぐいと伸びて、ラスト3ハロンはメンバー最速の33秒5の末脚でゴール前、鼻差できっちり差し切った。
田辺裕信騎手は「ゲートの出は割といい方だったし、ロスなく脚をためられた。直線も良く伸びてくれました。まだ上積みはありそうなので、これから楽しみです」と先を見据えた。
管理する久保田調教師は「毎回、いい脚を使ってくれますが、今日は届いてくれて良かった。こういう競馬ができるなら、秋は
京都大賞典か
オールカマーあたりを視野に入れていきたいですね」と、さらなる飛躍を期待した。
スポーツ報知