「
函館スプリントS・G3」(11日、函館)
3番人気の
キミワクイーン(牝4歳、美浦・
奥村武)が差し切り勝ち。重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分8秒2。
ジュビリーヘッドは昨年に続く2着。3着には1番人気の
トウシンマカオが入った。
行き脚がつかず、いつもと違って後方からのレースとなった。それでも、4角を回って鞍上の横山武が上手に直線外に持ち出すと、残り200メートルから一気に加速。先に抜け出していた
ジュビリーヘッドを並ぶ間もなくあっさりとかわした。
最近3年連続函館リーディングの横山武だが、
函館スプリントSに騎乗するのは今回が初。見事に勝利に導き、左手で
ガッツポーズを繰り出した。「僕自身、小さい頃から北海道は何度も訪れていて、第二の地元と言っていいほど好きなので、重賞を勝ててうれしい。何より
キミワクイーンが頑張ってくれました」と笑顔で振り返った。
提供:デイリースポーツ