【東西ドキュメント・函館=13日】いま最もホットな若手と言っても過言ではない2年目の
佐々木大輔(19=菊川)。先週は函館で16鞍に騎乗して3勝、2着3回、3着3回の活躍。通算勝利数を32勝(
JRA31勝+地方1勝)とし、今週から若手騎手の恩恵である減量が3キロから2キロになった。開幕前に「スタートダッシュを決めて1週目で決めたい。そうすれば魚を好きなだけ食べられるんで」と言っていたが、見事に有言実行してみせた。鈴木智が「さすがだね」と声をかけると、佐々木は「うまくかみ合っただけですよ」とはにかんだ。当然、関西から遠征している関係者の目にも止まり、今週の騎乗馬はさらに増える見込みだ。
佐々木は普段から堀厩舎の調教に騎乗することが多い。同師は短期免許で来日する外国人騎手の身元引受調教師になることが多いため、ムーアやレーンと併せ馬する機会もある。「やっぱり雰囲気が違いますね」と多くのことを吸収している様子。まだそこまで知名度が上がっていない今こそ、買い時のジョッキーだ。
スポニチ