「ユニコーンS・G3」(18日、東京)
安定感は抜群だ。23年の3月12日と遅いデビューとなった
ブライアンセンスは、通算4戦2勝、2着1回、3着1回。わずかデビュー約3カ月で重賞初挑戦の機会をつかんだ。田中助手は「レースセンスですね。スタートでいい位置につけ、最後まで頑張ってくれる。ジョッキーからしても乗りやすいのではと思います」とストロングポイントを挙げた。
近2走は今回と同条件を走って2・1着。地方、海外で好走した馬に加え、オープンで好勝負してきた馬が名を連ねるハイレベルな一戦だが、「最初は全体的に弱くて痛いところを見せていたが、脚元が固まってからは痛いところもなくなった。レースを覚えて馬が成長して良くなっていますから」と期待大だ。
先週の
函館スプリントSを
キミワクイーンで制した横山武の継続騎乗は心強い限り。「わざわざ北海道から乗るために戻ってくれますしね。次に、その次にとつながるようなレースをしてもらいたいですね」と同助手。まだ底知れない素質馬が、ここで一気にブレークを果たしてみせる。
提供:デイリースポーツ