昨年の
年度代表馬イクイノックス(牡4=木村)が
宝塚記念(6月25日、阪神芝2200メートル)に向け、CWコースでルメールを背に1週前追いを行った。
ブレッシングレイン(6歳障害オープン)を追走してスタート。6F79秒3〜1F11秒6を刻み、首差先着した。
ルメールは「状態は良さそうです。馬場の入りから冷静に走ってくれましたし、いいフットワークで徐々に加速してくれて、3〜4コーナーでは自分から動いて最後の脚はちょうど良かったです。栗東に来てハイ
テンションでもなく、エキサイトしてなかったし、慣れてきた感じがしました。競馬の日にトップコンディションになれば」と上々の感触だった。
前走の
ドバイシーマクラシックは逃げの手に出て、2着
ウエストオーバーに3馬身半差をつける圧勝劇。「逃げる馬がいなくて遅いペースも嫌だったので自分のペースで行こうと。賢い馬ですし、最後もまた伸びてくれました。いい経験でした」と振り返る。
ファン投票1位に選ばれての春
グランプリ向け「ドバイで素晴らしいパフォーマンスをしたから、さらに上に行けるかは分からないけどね。日本とドバイの競馬は違うし、今回は右回りで内回り。馬場もレイニーシーズンで重くなるかもしれない。今回はできればミドルポジションぐらいで乗りたい。その後にポジションを上げられたら、今回も
ビッグチャンスだと思う」と意気込みを語った。
スポニチ