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宝塚記念・G1」(25日、阪神)
これが“世界1位”の走りだ。国内外でG13連勝中の
イクイノックスは14日、
ブレッシングレイン(6歳障害オープン)を1馬身追い掛け、自然と勝負どころで
ギアチェンジ。馬なりで半馬身先着し、6F79秒3-36秒8-11秒6をマークした。
久々にコンタクトを取ったルメールは「状態は良さそう。馬場入りから冷静でしたし、いいフットワーク。メンタルはすごくいい。栗東に来てもエキサイトしていない」と滞在に慣れたことにホッとした様子だ。
先週と違い、メンコを外しての調教。木村師は「緊張感のある中で、プレッシャーのかかる状況でもしっかり動いてもらいたい、という意図。馬場入りに勇気がある部分など、環境に慣れた雰囲気はある」と、うなずいた。世界ラン
キングトップに君臨する最強馬に、指揮官は「本来の姿を取り戻したい。そこがまだ整っていないので。このあとが重要」と気を引き締めていた。
提供:デイリースポーツ