天皇賞・春11着から巻き返しを狙う昨秋の
菊花賞馬
アスクビクターモア(牡4=田村)は単走でWコース6F82秒5〜1F11秒4(強め)。直線で軽く気合をつけ、ギアを一段上げて力強く伸びた。田村師は「馬場も悪かったのでなるべくいいところを走らせ、最後だけビュッと。ゴールを過ぎた後も(1F)11秒台が出ていた。これだけ動いていればいいと思う。直線で手前を替えてからしっかり伸びている。精神的にも成長して、高いレベルで安定している」と目を細めた。
今年初戦の
日経賞(9着)は出負けと道悪が響き、
天皇賞・春も本来の力を出せず。指揮官は「ゲートも週に2回確認している。阪神は勝っているし、2200メートルもいいと思う。確かにここ2戦は運もないけど、大事なことはこの馬にきちんと合った調教でいい状態で送り出すこと。パターンを崩さずにやっていけば、運も向いてくると思う」と反攻を期していた。
スポニチ