◆第64回
宝塚記念・G1(6月25日、阪神競馬場・芝2200メートル)=6月19日、美浦トレセン
昨年の
菊花賞を制した阪神で
アスクビクターモア(牡4歳、美浦・
田村康仁厩舎、
父ディープインパクト)が巻き返しへ爪を研ぐ。
18日は、ウッドコースをキャンターで軽快に周回。落ち着き十分で体の張り、ツヤともに冴え、気配の良さが伝わる。
田村調教師は「精神的にすごく成長してきたし、体も大人になって高いレベルで安定している」と状態面に不安は全く見られない。今春は
日経賞9着、
天皇賞・春11着と不本意な結果が続いたが、「馬場や展開のあやなど、かみ合わないころもあった。阪神は
菊花賞を勝っている相性のいい舞台だし、巻き返したいですね」とトーンも上々だ。
スポーツ報知