◆第64回
宝塚記念・G1(6月25日、阪神・芝2200メートル)
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天皇賞・春】グランドオープン2週目。京都競馬場の入場人員は4万5580人。3年ぶりのG1開催に沸くなか、
ジャスティンパレスの強烈な決め手がさく裂。3年連続2着の
ディープボンドに、決定的な2馬身半差をつけた。
1000メートル通過が59秒7で、2000メートルは2分2秒2。緩みのない流れでも、レースのラスト3ハロンは11秒9、11秒5、11秒9(35秒3)。唯一、34秒台(34秒9)の上がりをマークした。
京都の盾は、19、20年に
フィエールマンが連覇を飾った。上がりは前年が34秒5、翌年も34秒6。
ジャスティンパレスより優秀でも、19年59秒8―2分4秒0、20年63秒0―2分3秒4。流れは遅かった。手綱を執ったルメールは今年、3度目のお立ち台でこう話した。「長い距離でいい走りができるスーパーホースだね」
スポーツ報知