「園田FCス
プリント」(22日、園田)
開催5日目の11Rで行われた四国・近畿地区交流重賞は、3番人気の
メイプルシスターが好スタートを決めて逃げ切り、5連勝で重賞初制覇を成し遂げた。初コンビを組んだ
永井孝典騎手(24)=西脇・田村彰=もデビュー7年目で重賞初勝利を飾った。2着は6番人気のパー、3着には4番人気の
ダノンジャスティスが入った。
1番人気で11歳
ダノングッドの3連覇を阻んだのは、4歳で伸び盛りの
メイプルシスターだった。「抜群の追い切りで確信していた。スタート五分で道中で脚をためれば、直線でもうひと伸びがある」と大山寿師は会心の勝利に納得した。
初騎乗の永井孝はプレッシャーを克服した。「スタートを決めなければいけないので、余計に緊張した。これまで何回もチャンスがあったので、早く勝ちたかった」と重賞初Vに安どした。
この勝利で
習志野きらっとスプリント(7月25日、船橋)の優先出走権を獲得。「馬の様子を見て、オーナーと相談して決める。千四でも走れるので、その距離の重賞も考える」と指揮官。本格化の兆しを示して、可能性は膨らむ一方だ。
提供:デイリースポーツ