24日の東京5R・2歳新馬(芝1800メートル)は5番人気
ヴェロキラプトル(牡2=高野)が制し、騎乗した
三浦皇成は
JRA通算1000勝を達成した。史上42人目、現役22人目。
5月13日の東京3R
ウォルラスで王手をかけてから71戦目の
メモリアル勝利。「みなさん大変長らくお待たせしました。なかなか勝ち切れずに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。999勝になってから、1勝することの大変さやありがたみっていうのを今までのジョッキー人生で1番感じられたのかなと思いますし、本当に貴重な1勝になったと思います」とし、「あと1勝のリーチを懸けてから、先輩方は“早く勝てよ”と言ってくれるのですが、レースになると全然気にしてくれず、それだけ競馬界はお互いが切磋琢磨できる素晴らしい世界なんだなとも思っています」と続けた。
ルーキーイヤーだった08年に、
武豊が保持していた新人記録の69勝を大幅に上回る91勝をマークしたが、
JRA・G1は通算114回の騎乗で、いまだ勝利なし。
グレード制導入後、
JRA・G1未勝利での1000勝到達は史上初となった。
節目の数字に到達し、次なる目標は
ビッグタイトル。「最後にきょうはお越しいただき、また現地で応援していただき、本当にありがとうございました。これだけの歓声の中でゴールを切れたことは騎手として貴重な時間となりますし、これからもその時間を大切にもっといい形にしていけるように頑張っていきますので、また現地に足を運んで競馬を応援してください。本当にありがとうございました」と前を見据えていた。
スポニチ